【日本農業技術検定2級】学科試験に一発合格するための勉強法|おすすめテキスト、勉強時間

みっぽ
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こんにちは!みっぽ (@mipponoshikaku) です。

述べ39種の資格を保有しているしがない資格マニアです。

前職で農業関係の仕事をしていたこともあり、

日本農業技術検定・日本農業検定もどちらも1級を取得しました。

今は主婦業と転職活動をしながらブログ運営に挑戦しています。

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私は、前職で農業関係の仕事をしていたので自己啓発がてら農業技術検定2級の勉強をし、2019年7月の学科試験 に合格しました。

みっぽ
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ちなみに選択問題は畜産にしたよ

1ヶ月前後の勉強で合格したので、その勉強方法についてお話しします。

日本農業技術検定について

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勉強方法について話す前に、日本農業技術検定について少し話すね。

日本農業技術検定とは、一般社団法人 全国農業会議所が運営している民間資格で、農業についての知識・技能の水準を客観的に評価し、教育研修の効果を高めることを目的として実施されています。

日本農業技術検定2級は、学科試験実技試験に分かれています。
まずは学科試験に受検し、合格した後に実技試験に挑戦するという形になります。

下記に、日本農業技術検定の詳細を記載しているのでぜひご覧ください。

2級の学科試験の範囲は、

共通: 農業一般
選択: 作物、野菜、花き、果樹、畜産、食品 から1科目選択

となっています。

範囲の詳細はこちらからご覧ください。

おすすめ教材

公式教材

(一社) 全国農業会議所のHPでは、日本農業技術検定検定2級のテキスト・参考書として

●日本農業技術検定2級テキスト
●過去問題集2級
●文部科学省検定教科書 高等学校農業用
●日本農業技術検定 傾向と対策 (2級対応)

が掲載されています。

日本農業技術検定2級テキスト

栽培基礎」「作物」「野菜」「花き」「果樹」「畜産」「食品」「農業経営」「農業機械」について記載されています。
B5サイズ240ページの中に9単元も記載されているので、正直各単元の網羅性は低いです。

使用しなくても大丈夫です。

巻頭カラーページがあり、農作物の病害虫・家畜の品種・農業機械の種類などが掲載されており、イメージが湧きやすくなっています。

過去問題集2級

毎年、昨年度の過去問題集 (2022年度版だったら2021年度の過去問) 2回分 (7月、12月) が発売されます。
最近3年分持っていると良いでしょう。

基本的に白黒ですが、巻頭に出題された図表がカラーで掲載されています。

解答解説は別冊となっており、解説には、各問の簡単な解説と難易度 (★~★★★) が記載されています。
別冊の巻末には解答用紙が付録されているので、本番をリハーサルをするときに便利ですね♪

文部科学省検定教科書 高等学校農業用

農業技術検定では、農業高校の教科書が出題範囲となります。

畜産の試験対策では、

を使用すると問題ないかと思います。

 

ちなみに私は、後でお話ししますが1級受検を想定して農業大学校の教科書を使用していました。

日本農業技術検定 傾向と対策 (2級対応)

こちらは3級の対策で使用するものですが、2級にも対応するものとして発売されています。

栽培環境」「作物」「野菜」「花き」「果樹」「畜産」「農業機械」「食品」「経営」「環境創造」について記載されています。
こちらもテキスト同様、B5サイズ222ページの中に10単元も記載されているので、各単元の網羅性は低いです。

過去問の頻出問題を網羅している感じもなかったので、使用しなくて大丈夫です。

実際に使用した教材

過去問題集2級

先程もご紹介した通り、過去問を使用しました。
私は2019年に受検したので、2017年度2018年度2019年度の3年分を持っていました。

 

【農学基礎セミナー】新版 家畜飼育の基礎

私は、1級受検を視野にいれていたのでこちらの教科書を購入しました。
農業高校出身でない私からすると、Amazonでポチれることが決め手になりました (笑)

1級の参考図書例にこちらの教科書が記載されているので、農業高校の教科書を持っていなかったり1級受検を視野に入れている人はこちらの教科書を使用したらいいと思います。

勉強方法

勉強方法の流れは、

1 「【農学基礎セミナー】新版 家畜飼育の基礎」(以下、教科書) を見ながら過去問題集を解く
2 解答解説を読む
3 教科書を一通り読む
4 過去問題集をあと2~3周する

がお勧めです。

教科書を見ながら過去問題集を解く

まずは出題傾向を把握するために過去問題集を解きます。

いきなり何も見ずに問題を解けないと思うので、教科書を見ながら解きます。
そのときに、問題を解くのに必要な文言をマーカーしてくださいね。

こんな感じ↓↓

あとは、教科書に書かれていなかったことを空きスペースにメモすると良いでしょう。
こんな感じ↓↓

決してノートにまとめないこと!

時間の無駄だし、教科書とノートのどちらも確認しなきゃいけないのは面倒です。

解答解説を読む

問題を解いたら、過去問題集別冊の解答解説を読んでみてください。

そのときに一番やってほしいのは、回答に至るために教科書の何ページを参考にしたかを解答の隣に書くことです。

これをすることで、2周目以降の勉強が格段に楽になります。

あとは、解説の初めて知ったことや大事そうなところにマーカーを引くと良いでしょう。

教科書を一通り読む

教科書を一通り読んで全体の流れを把握します。
マーカーやメモした部分を重点的に読むと良いでしょう。

過去問題集をあと2~3周する

このときに、同じ問題が出題されたら絶対に正解するレベルにしておいてください。

体感としては同じ問題や選択肢が6~7割出ます (違ったらすみません)。
過去問3年分を完璧に解けるようにするだけで、満点は難しくとも合格点には十分到達します。

共通問題対策

共通問題については、適したテキストがわからなかったので問題と解説をひたすら覚えました

50問中10問しか出題されないので、選択科目で8割取れれば共通問題は3問正解すれば合格できるのでなんとかなります (暴論)。

勉強時間

農業について詳しくなくても、1ヶ月間1~2時間勉強したら合格できます (30~60時間)。
(私も農業関係の仕事をしていたとはいえ1年目だったので業界人としてのアドバンテージなしに勉強を開始しました)

結果

問題数 正解数 得点 正答率 (%)
共通問題 10
選択問題 40
合計 50 39 78 78

ブログなんか書く予定なくて試験問題処分してしまったから、共通・選択それぞれの正答数はわかりませんでした。

合格基準が70%なので、上記の勉強方法で余裕で合格できるってことですね!

まとめ

いかがでしょうか。

情報が少なすぎて不安に思われた方もいらっしゃったとは思いますが、「これならできそう!」とおもいませんか?

最後におさらいすると、

教材は、農業高校 (または農業大学校) の教科書と3年分の過去問題集を使用する。
勉強方法は、過去問題集一周→マーカーとメモした部分を中心にテキスト通し読み→問題集あと2~3周解く。
勉強時間は1ヶ月間1~2時間すれば余裕で合格できる。

となります。

 

おまけ:実技試験について

私は、2級実技試験免除規定の要件を満たしていたので、実技試験免除となりました。

ちなみに、実技試験を合格 or 免除になると、以下の合格証書を貰えます。

学科試験に合格した人で、農業に携わっている人はぜひ2級実技試験免除規定をチェックしてみてください!

 

 

では、受検生は頑張ってください!

 

 

 

 

 

 

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