【土壌医検定3級】に一発合格した方法|おすすめテキスト、勉強時間

みっぽ
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こんにちは!みっぽ (@mipponoshikaku) です。

働きながら危険物取扱者、毒物劇物取扱責任者、FPなどを取得した

資格マニアです。

今は主婦業と転職活動をしながらブログ運営に挑戦しています。

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私は、前職で農業関係の仕事をしていたので自己啓発がてら土壌医検定3級の勉強をし、2021年2月の試験に合格しました。

本日は、その勉強方法についてお話しします。

使用した教材

使用した教材は、

●土づくりと作物生産
●新版 土壌医検定試験既出問題集
の2つです。
いずれもこちらから申込めます。

土づくりと作物生産

教科書っぽい作りになっており、網羅性が高いです。
また、図や写真が多くイメージが湧きやすいのも特徴です。

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色々な事例が紹介されているので、仕事で調べ物をするときに使えそう!

逆に、教科書っぽいからこそ一通り読むのがしんどいです。

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検定のテキストとしては冗長に感じたよ。
太線とか下線がないからどこが大事かわかりにくい!

新版 土壌医検定試験既出問題集

  

私が3級の勉強していた頃は2015~2017年度版しかなかったですが、現在は2018~2020年度版もあります (2級の勉強のときには使用しました)。

●2015~2017年度版には、実際に出題された問題数の7割以上
●2018~2020年度版には、実際に出題された問題数の6割以上

の一般的な問題が掲載されています。

この問題集1冊で3~1級の問題を網羅できるのが凄いですよね!

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各章のはじめにポイントがまとめられているので、問題に取り掛かる前にポイントを把握しておきたい!という方には便利だよ☆

勉強方法

勉強方法の流れは、

1 「土づくりと作物生産」(以下、テキスト) を見ながら新版 土壌医検定既出問題集 (以下、問題集) を解く
2 テキストを一通り読む
3 問題集をあと2~3周する

がオススメです。

テキストを見ながら問題集を解く

先ほどもお話ししましたが、テキストは教科書っぽい作りになっていて大事なところが太字赤文字になっておらず、どこを重点的に読めばいいかわからないので読み進めるのがしんどいです。
そのため、まずは出題傾向を把握するために問題集を解きます。

出題傾向を把握するために、問題集の各章のはじめにポイントまとめを使用してもよかったのですが、私はそのまとめを読み飛ばしていました。

まとめを読むとテキストを読むより短時間で概要が分かって使いようによっては便利なのですが、まとめを読んだところで全ての問題を解くことは出来ません
結局、まとめを読んで分からない問題は教科書を見ながら問題を解くことになり二度手間になるので、テキストを見ながら問題を解いていました

みっぽ
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テキストで見たところをマーカー引いておいて

毎年、第3章「作物生育と土壌の化学性、物理性、生物性」の出題頻度が高く、特に化学性の出題頻度が高いです。
なので、第3章にウエイトを置いて勉強すると良いでしょう。
土壌医検定に関しては、テキストに書かれていない問題はほぼ出ないしページ下部に専門用語の説明が記載されているので、テキストの隙間にメモすることはほぼないかと思います。
ただし、テキストに書かれてあることならばわりと細かい数値まで出題される (例:山中式土壌硬度計の読みで18~22mm前後までは細根が用意に発達しうるが、25mm以上になると根量が急激に減少する) ので要注意

テキストを一通り読む

問題を解いて出題傾向がわかったところでようやくテキストを読めるかと思います。
マーカーを引いたところを中心に一通り読み進めてください。

●表にマーカーが引かれていたら、マーカーの部分だけでなく表全体を覚えた方がいいです。
●3級に関しては、事例や試験結果について問われることが少ないので時間がなかったら読み飛ばして基本的な知識の習得にウエイトを置いたほうがいいです。

問題集をあと2~3周する

先ほどもお話ししましたが、

●2015~2017年度版には、実際に出題された問題数の7割以上
●2018~2020年度版には、実際に出題された問題数の6割以上

出題されます。

つまり、問題集をマスターすることが合格への近道となります。

時間がない人は第3章「作物生育と土壌のか学生、物理性、生物性」(特に化学性) から始めて第7章「土壌診断の内容と進め方」は捨てましょう

勉強時間

私は、1ヶ月間1日1~2時間の勉強で合格しました。

働きながら勉強していたのでテキスト一通り読むのに2週間、問題を演習するのに2週間といったペースで勉強しました。

かなり余裕のあるスケジュール感なので、農業についての前知識がない方でも1ヶ月あれば十分に合格圏内に入ると思います。

受検した感想

第1~5章は問題集3周していたのですが、なぜか第6, 7章はやる気にならず試験当日に付け焼き刃で覚えました。

そんな感じだったので、試験に行くモチベが低かったのですが3択の6割合格で合格率も毎年55%を超えているので、ワンチャン狙いで受検しました。

問題文の分量は少なめであるものの、問題数50問60分以内に解かなければならない (72秒/問) ので結構タイトに感じました
わからなくても立ち止まれないし、ここぞという問題以外は見直すことも出来ませんでした。

 

 

問題文の分量は少なめであるものの、問題数50問60分以内に解かなければならない (72秒/問) ので結構タイトに感じました
わからなくても立ち止まれないし、ここぞという問題以外は見直すことも出来ませんでした。

時間がタイトなので、問題文のところに優先的に見直したい問題をチェックしたほういいです。

ただ、意地悪な問題が出題された記憶もないし、問題文持ち帰り不可 (民間資格あるある) ということから、わりと毎年問題を使い回しているのかな?と思いました (個人的な見解)。

みっぽ
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結局のところ問題集をちゃんとやっておけ!ってことだね☆

まとめ

いかがでしょうか。

土壌医検定はマイナーな検定で情報が少なく困っていらっしゃるとは思いますが、問題集を中心に対策すれば問題なく合格できる試験です。

最後におさらいすると、

●教材は、「土づくりと作物生産」と「新版 土壌医検定試験既出問題集」を使用する。
●教材は公式サイトから申込む。
●勉強方法は、過去問題集一周→マーカーした部分を中心にテキスト通し読み→問題集あと2~3周解く。
●勉強時間は1ヶ月間1~2時間すれば十分合格できる。
●試験当日の時間はタイトなので、見直したい問題にはチェックをつける。
となります。
参考になれば幸いです。

おまけ:おすすめ書籍

土壌医検定の勉強を本格的に行う前に土壌のことをざっくりと知りたい!
という方には

こちらの本がおすすめです。

土壌に関する基本的な知識が端的にまとまっていて読みやすかったです。
初学者にはこちらのほうがハードルが低いかと思います。

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